当社の歩み
当社はトンプソン・シードレス種有機ぶどうの栽培・包装・取扱業者で、カリフォルニア州セントラルバレーのマデラにて、ふたつの農場を経営しております。2008年6月、カリフォルニア州の有機認証機関であるCCOF (California Certified Organic Farmers) より、公式に有機栽培業者の認定を受けました。これは、有機認定を受ける3年前から、化学肥料・農薬類をいっさい使わず農地を耕作してきたことを意味します。
当社の事業がスタートしたのは2005年。Pica Trade Co., Inc.の社長兼CEOとして、世界中から商品を輸入し米国内の食品チェーン店に販売してきたスティーブ・N・ターブリージー (Steve N. Tabrizi) が、30年間の実績を土台として、製造業立ち上げという新分野に挑戦したことに始まります。
スティーブは、カリフォルニアグルメ社の第一号農場を、ぶどうとレーズンの生産地として名高いカリフォルニア州セントラルバレーのマデラに購入しました。数ヵ月後には第二農場も購入。技術者としての技量と知識を活かしながら、ぶどう栽培とレーズン生産に伴うさまざまな困難を克服してゆきました。2006年には早くも新しい事業が実を結び、有機栽培転換期間中の最初の収穫物、トンプソン・シードレスレーズンを出荷。2008年には第一農場が、また2009年6月には第二農場が、CCOFより有機農場として認定を受けました。
当社の使命
カリフォルニアグルメ社では、健康的な食生活の促進ということを常に考えており、お客様のご家庭とビジネスに、当地のさまざまな自然食品、特にできる限りオーガニック食品をお届けしたいと願っています。カリフォルニアのセントラルバレーは、おいしい果物や野菜を育てるのに最適な気候と自然条件を備えたところ。その自然の恵みを、わが社の情熱と使命感が活かします。
カリフォルニアグルメ社では、事業の成功は環境だけでなくヒト資源によるところが大きいと考えています。これまで当社が順調に成功・成長を続けて来られたのも、会社と社員とのあいだに結ばれた絆と、公正な労使関係とがあってこそ。それは、正当な賃金・健康保険、さらに個々の社員と各人の会社への貢献とに対する認識および評価として現れています。